システム共通基盤とは
intra-martのシステム共通基盤は、 企業の業務システムを安定かつ効率的に運用するための基盤を提供します。
ユーザ認証やアクセス制御などの認証管理、 操作履歴を記録する監査ログ、 権限管理など、 システム全体の統一性とセキュリティを確保する機能が標準で備わっています。 さらに、 一度ログインするだけで複数の業務システムを利用できるシングルサインオン (SSO) にも対応しています。 これにより、 ユーザはシステムごとにログインし直す必要がなくなり、 使い勝手が向上するとともに、 運用管理の負担も軽減されます。
また、 スピーディーなシステム構築が可能で、 将来的な拡張にも柔軟に対応できる高いスケーラビリティを備えている点が大きな特徴です。 小規模な導入から全社規模の展開まで対応し、 幅広いニーズに対応することができます。
主要な機能の紹介
システム共通基盤では、 アプリケーションの操作や業務システムの開発などで頻繁に利用される機能を豊富に用意しています。 最初に確認しておきたい主な機能は、 以下のとおりです。
- 共通マスタ : 組織やユーザ情報など、 業務でよく利用するデータをまとめて管理 「IM-共通マスタ仕様書 」
- テナント管理 : システム内にテナント環境を構築・管理 「テナント管理者操作ガイド 」
- ポータル : ユーザ個人や組織単位でカスタマイズ可能なホーム画面 「ポータル 管理者操作ガイド 」
- 認証管理 : 多要素認証やSSOなどの多様な認証方法に対応 「認証仕様書 」
- アクセスセキュリティ : 個人やユーザ属性ごとにシステムの利用権限を設定 「認可仕様書 」
- ジョブ : 各種機能やプログラムの自動実行 「テナント管理者操作ガイド 」
参考
その他の機能については、 「intra-mart Accel Series ドキュメントライブラリ 」を参照してください。
よく利用されるアプリケーション
システム共通基盤では、 業務システムを構築・運用する際に便利なアプリケーションを豊富に用意しています。
よく利用されるアプリケーションは、 以下のとおりです。
- IM-Copilot : 生成AIを利用した操作や開発 「IM-Copilot 利用ガイド 」
- ViewCreator : データベースに格納されているデータを表やグラフで表示 「ViewCreator 」
- IM-Workflow : 申請承認処理を業務ワークフローとして作成 「IM-Workflow 」
- IM-Knowledge : Wikiやワークブックによるナレッジベース機能 「IM-Knowledge ユーザ操作ガイド 」
参考
ローコード開発や業務プロセス構築で利用するアプリケーションは、 「ローコード開発基盤とは」 ・ 「業務プロセス基盤とは」を参照してください。