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パッケージライセンス

パッケージライセンスは、 intra-mart製品を自社サーバ (オンプレミス) やクラウドサービスなど、 任意のインフラ環境にインストールして利用するライセンス形態です。 ユーザ自身で環境を構築・運用できるため、 自由度の高いカスタマイズや柔軟な管理が可能です。 

利用目的別のライセンス設定

パッケージライセンスでは、 利用したい環境の種類によって、 ライセンス設定を選択します。 ライセンス設定は、 以下の2種類に分かれます。 

  • 本番ライセンス : 
    利用目的に制限がなく、 本番・検証・開発環境のいずれでも使用可能なライセンスです。 intra-martのすべての製品に提供されています。 

  • 開発ライセンス : 
    intra-mart製品上で、 自社専用アプリケーションの開発・設計・テスト、 または保守・維持管理の目的でのみ利用可能なライセンスです。 本番環境での利用はできません。 

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注意

ライセンスは、 利用する環境 (本番環境、 開発環境など) に応じて適切に選定する必要があります。 本番環境で開発ライセンスを使用することは避けるべきであり、 逆に開発環境で本番ライセンスを使用することも、 通常は推奨されません。 それぞれのライセンスの種類に応じて、 契約内容や利用条件を事前に確認してください。 

ライセンスキーの種類

パッケージライセンスでは、 システムの動作や各種資材をダウンロードする際に「ライセンスキー」が必要となります。 ライセンスを有効化するためには、 専用サイトでアクティベーションを行います。 

ライセンスキーには、 利用する状況にあわせて、 3つの種類があります。 

  • 本番ライセンスキー : 本番・開発・検証など、 目的に応じた本格運用に利用される標準的なライセンス形式です
  • 時限ライセンスキー : 一定期間のみ利用する検証・開発用途などに適しており、 期限を過ぎると利用できなくなります
  • 試用版ライセンスキー : 主に初回評価や導入検討時に利用されるライセンスで、 製品版と同様の機能を試すことができます

各ライセンスキーの提供タイミングや制限事項は、 以下のとおりです。 

本番ライセンスキー時限ライセンスキー試用版ライセンスキー
提供タイミング製品購入・契約時製品トライアル時環境構築時 (自動適用) 
有効期限なしあり (任意に設定、 原則3か月) あり (60日間) 
ユーザ数制限なしなしなし
サーバ数制限あり (サーバの台数分) なしあり (1台) 
注意
  • デモ環境を構築する際、 ライセンスが未登録であれば、 自動的に試用版ライセンスキーが適用されます。 ただし、 試用版ライセンスキーは、 サーバ1台までの利用に限られており、 複数サーバ構成には対応していません。 
  • 運用フェーズで複数サーバ構成に切り替える場合は、 サーバ1台につき1つの本番ライセンスキーが必要です。 サーバ構成に応じて、 必要なライセンス数を事前に確認しておきましょう。 

ライセンスのカウント単位

ライセンスのカウント単位は、 WARファイルの数やサーバ台数、 CPU数、 ユーザ数など、 利用する製品や構成により異なります。 

WARファイル単位でのカウント例

運用フェーズへステップアップしたい」で説明したサーバ構成の例では、 本番環境・検証環境・開発環境にそれぞれWARファイルを配置するため、 その数だけライセンス数が必要となります。 

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テナントの運用方法を考える」で説明したマルチテナント環境の例では、 1つのintra-mart Accel Platform上にバーチャルテナントを設定するため、 基本的にライセンス数は1つです。 ただし、 全体のユーザ数の増加やサーバのCPU数によってはライセンスを見直す必要があります。 

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参考

ライセンスの価格やカウント方法は、 構築する環境や利用する製品によって異なります。 ライセンスポータルでは、 ご契約製品に関する手続きや見積依頼などを行うことができます。 詳細は、 「ライセンスポータル操作ガイド 」を参照してください。