単一選択(プルダウン)
IM-BloomMakerでプルダウンエレメントを利用する際には、labels
(画面に表示する文字列)とvalues
(labelsに対応する識別用の文字列)という2つの配列を定義する必要があります。
配列を定数で定義する場合、IM-BloomMakerのコンテンツ内に直接記述可能ですが、このページではIM-Repositoryの列挙機能を利用して定義する方法を紹介します。
完成イメージ
説明
プルダウンの実装において、labels
とvalues
の配列をIM-BloomMakerのコンテンツ内で直接定義する場合、定義した情報をメンテナンスするには手動で各コンテンツの情報を修正する必要があるため「変更に弱い」実装となります。
長期的なメンテナンスや複数コンテンツでの利用を想定する場合、IM-Repositoryの列挙を活用することで定義情報の一元管理が可能なため、「変更に強い」実装となります。
以下にそれぞれの特徴を整理した表を記載しますので、開発方針に合わせて使い分けてください。
項目 | コンテンツ内に直接定義 | IM-Repositoryの列挙 |
---|---|---|
共通化 | できない | 異なるコンテンツ間でもIM-Repositorの列挙定義をインポートすることで可能 |
メンテナンス | 利用している箇所をそれぞれ手動で修正 | IM-Repository側で一元管理されている定義を修正 |
定義方法 | コンテンツ内でそれぞれの配列含め直接定義 | IM-Repositoryの列挙定義をインポート |
多言語対応 | コンテンツ内の多言語情報を定義して紐付ける | IM-Repositoryの列挙定義で定義しておく |
ヒント
通常、「変更に弱い」実装自体は好ましくありませんが、モックアップレベルでの開発や、特定の一機能でしか利用しない(影響範囲が小さい)ようなケースの場合、IM-BloomMakerのみで実装することで開発効率を上げることも可能です。 どちらの実装を選択するかは各要望・要件に合わせて判断してください。
サンプル資材
実装例のサンプルを用意しています。Accel Studioにインポートして内容を確認できます。
備考
- リンクからZipファイルをダウンロードし、
Accel Studio
>アプリケーション管理
>インポート
の画面でインポートすると、Accel Studio
>アプリケーション管理
>アプリケーション一覧
>intra-mart Low-Code HANDBOOK
に資材が表示されます。 - サンプル資材は
2024 Spring(Iris)
以降のバージョンでご利用いただけます。
実装イメージ
IM-Repositoryの列挙定義
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ヒント
IM-BloomMakerのデザイン編集画面
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