ローコード開発基盤のメリット
ローコード開発基盤を活用することで、 アプリケーション開発の効率が大幅に向上し、 開発プロセスが高速化します。 ここでは、 ローコード開発基盤を導入することによるメリットと、 その活用方法について説明します。
メリット1 : スモールスタートの実現
従来の開発といえば、 数か月単位の長期プロジェクトをイメージする方も多いのではないでしょうか? intra-martのローコード開発ツールを使用することで、 Webブラウザ上で簡単に操作しながら、 手軽にアプリケーション開発をスタートできます。 短期間でリリースすることで、 ニーズに素早く応えるだけでなく、 開発コストを抑えることも可能です。
使用する機能やツール
統合的なローコード開発ツールであるAccel Studioをベースに、 データドメイン定義ではIM-Repository、 サーバロジック作成ではIM-LogicDesigner、 画面作成ではIM-BloomMakerを使用し、 業務アプリケーションを完成させていきます。 また、 Accel Studioのテンプレートを使用すると、 スピーディーかつ効率的にアプリを開発できます。
参考となるページ
はじめてのAccel Studio
Accel Studioは、 はじめてローコード開発を行う方でも、 テンプレートを利用することで簡単にアプリケーションの開発を始めることができるツールです。 まずは概要を確認してみましょう。
はじめてのIM-Repository
IM-Repositoryは、 SQLを使用せずに、 Webブラウザ上で簡単にデータベースを作成・管理できるツールです。 まずは概要を確認してみましょう。
はじめてのIM-LogicDesigner
IM-LogicDesignerは、 プログラミングの知識がなくても、 Webブラウザ上でドラッグ&ドロップするだけで簡単にビジネスロジックが作成できるツールです。 まずは概要を確認してみましょう。
はじめてのIM-BloomMaker
IM-BloomMakerは、 プログラミングをしなくても、 Webブラウザ上でドラッグ&ドロップするだけで簡単にアプリケーション画面が作成できるツールです。 まずは概要を確認してみましょう。
メリット2 : プログラミングによる拡張
intra-martのローコード開発ツールは、 テンプレートを選択した後、 あらかじめ用意されている部品や機能を組み合わせて、 アプリケーションを完成させます。 部品や機能を拡張したい場合は、 スクリプトやJavaなどを使ったプログラミングを用いてカスタマイズすることも可能です。
使用する機能やツール
intra-martのローコード開発ツールは、 標準で用意している部品や機能以外にも、 プログラミングにより独自の機能を組み込むことが可能です。
IM-LogicDesignerでは、 ビジネスロジックに独自のSQLやJavaScriptなどを実行する処理を追加できます。 既存の処理と組み合わせることで、 柔軟な業務ロジックを構築できます。
また、 IM-BloomMakerでは、 独自のスクリプトを用いた画面アクションの設定や、 CSSを利用したデザイン調整などが可能です。 標準の設定と組み合わせることで、 さまざまな用途に対応した画面を作成できます。
参考となるページ
IM-LogicDesigner拡張プログラミングガイド
IM-LogicDesignerの機能を拡張するには、 Javaを用いたプログラミングでカスタマイズを行います。 どの機能がどのように変更できるかを確認してみましょう。
IM-BloomMaker プログラミングガイド
IM-BloomMakerの機能を実装するには、 JavaやJavaScriptを用いたプログラミングが必要です。 どの機能がどのように実装できるかを確認してみましょう。
メリット3 : 各開発手法との親和性
ローコード開発は、 アジャイル・ウォーターフォール・DevOpsなどの開発手法と親和性が高く、 開発現場のニーズに応じた柔軟な活用が可能です。 特に、 スピードと適応力が求められる場面では、 直観的な操作で素早くプロトタイプを作成し、 段階的に改善を重ねることで、 新たな要望や要件変更にもスムーズに対応できるというメリットがあります。
使用する機能やツール
Accel Studioのテスト機能は、 アプリケーションの品質を確保するためのE2E (End-to-End) テストの自動化ツールです。 intra-mart Accel Platformのアップデート時や、 アプリケーションの改修、 実行環境の変更といった場面で、 繰り返し実施されるテストを効率的に自動化し、 作業負担と時間を大幅に軽減できます。 テストの実行には、 Microsoftが開発したオープンソースのブラウザ自動化ライブラリ「Playwright」を利用しており、 実際の操作を再現する形でテストを進めることが可能です。
参考となるページ
Accel Studio テスト機能 利用ガイド
Accel Studioでは、 アプリケーションの開発工程だけでなく、 テスト工程まで一貫してサポートできるようにテスト機能を備えています。 Accel Studioのテスト機能を確認してみましょう。

DevOpsとは?意味やアジャイル開発との違い、 メリットをわかりやすく解説!
DevOpsとは、 開発チームと運用チームの連携性を深め、 より効率的に開発業務を進めるためのフレームワークです。 詳細はコラム記事を確認してみましょう。