シンプルなロジックフローを作成したい

この記事では、IM-LogicDesignerを使って、開始から終了までを直線的につないだシンプルなロジックフローを作成する方法を紹介します。

まず、ロジックフローの基本的な構成と用語を確認します。その後、入出力やエレメントなどを設定し、ロジックフローを作成する流れを紹介します。最後に、チュートリアルを参考に、実際にロジックフローを作成してみましょう。

ロジックフローの基本的な構成

IM-LogicDesignerでは、エレメントを配置して処理の流れを定義することで、ロジックフローを作成できます。ロジックフローを作成する前に、基本的な構成要素と用語を確認しておきましょう。

名称説明
エレメント      ロジックフローを構成する処理の総称です。用途に応じて、制御要素とタスクに分かれます。
制御要素ロジックフローの開始・終了・分岐など、フロー自体を制御する処理です。
タスクメール送信やIMBoxへの投稿など、具体的な処理を実行するための要素です。
シーケンスエレメント同士をつなぎ、処理の流れを定義する線です。
マッピング設定エレメント間やフローの入出力など、処理で使用するデータの受け渡しを定義する設定です。

ロジックフロー作成の流れ

ここからは、シンプルなロジックフローを作成する基本的な流れを紹介します。

  1. 入出力・変数・定数を設定する
  2. エレメントを配置する
  3. シーケンスを定義する
  4. エレメントのプロパティを設定する
  5. ロジックフローを保存する

Step. 1 入出力・変数・定数を設定する

ロジックフローで使用するデータに応じて、入出力・変数・定数を設定します。

  • 入出力設定:フローの実行時に受け取る入力値や、実行結果として返す出力値を定義します。
  • 変数設定:フロー全体で使用する変数値を定義する
  • 定数設定:フロー全体で使用する共通の固定値を定義する

これらの設定は、エレメントのマッピングや処理の中で使用します。作成するロジックフローに必要なものを設定しましょう。

入出力設定

ロジックフローの実行時に受け取る値(入力値)と、実行結果として返す値(出力値)のデータ型を定義します。設定した入出力は、エレメントのマッピングで利用します。

入力データと設定したデータ型が異なる場合は、マッピング時にエラーになることがあります。

変数設定

エレメントやフローの処理で使用する、変動するデータを格納する変数を定義します。たとえば、実行ユーザの名前や実行日時などを格納する場合に使用します。

定数設定

ロジックフローで使用する、変動しない固定値を定数として定義します。たとえば、真偽値などの固定の制御値や、返却時のメッセージなどに使用します。

Step. 2 エレメントを配置する

パレットから、ロジックフローで使用するエレメントを選択して配置します。エレメントは、用途に応じて制御要素タスクに分かれます。

  • 制御要素:開始・終了・分岐など、ロジックフロー自体を制御する処理
  • タスク:メール送信やデータ取得など、具体的な処理を実行するための要素

シンプルなロジックフローでは、基本的な制御要素と必要なタスクを配置します。

制御要素

「開始」や「終了」といった基本的なものに加え、エラー処理や条件分岐など、さまざまな制御要素があります。作成するロジックフローに必要な制御要素を選択して配置します。

タスク

メール送信やログ出力などの汎用的なタスクや、intra-martの各機能と連携するタスクがあります。必要な処理に応じてタスクを選択し、ロジックフローに配置します。

Step. 3 シーケンスを定義する

配置したエレメントをシーケンスでつなぎ、処理の流れを定義します。エレメントのout端子から、次に処理するエレメントのin端子へドラッグ&ドロップして線をつなぎます。エレメント同士が正しく接続されると黒い線で表示されます。

Step. 4 エレメントのプロパティを設定する

配置したエレメントのプロパティを設定します。エレメントの種類に応じて、以下の項目を設定・確認します。

  • タスク種別:エレメントの名称やカテゴリを確認します。
  • 基本設定:エレメントに共通する設定を行います。
  • タスク固有設定:タスクごとに必要な設定を行います。

また、必要に応じて、基本設定からマッピングを行います。

基本設定

エレメントには、初期状態でタスクIDやラベルなどの基本情報が設定されています。必要に応じて、エレメントの名称などを変更できます。

マッピング設定

マッピングでは、エレメントの入力値と出力値などを線でつなぎ、処理に必要なデータの受け渡しを定義します。マッピング関数を利用すると、文字列の結合や四則演算などの処理も行うことができます。

タスク固有設定

タスクの種類に応じて、タスク固有の設定項目が表示されます。必要な項目を設定し、タスクで実行する処理の内容を定義します。

Step. 5 ロジックフローを保存する

ロジックフローのプロパティでは、トランザクションの使用やIM-Repository定義の入力値の検証などを設定できます。プロパティは、エレメントを選択していない状態で表示されます。

ロジックフローの作成が完了したら、フロー定義名やフローカテゴリなどを設定して保存します。

チュートリアルガイドの紹介

ここまで説明したロジックフロー作成の流れを、チュートリアルガイドで実際に体験できます。チュートリアルでは、入力情報をコンソールへのログやメールで出力し、その結果を出力情報として返すロジックフローを作成します。フローカテゴリの作成からロジックフローの保存まで、基本的な操作を一通り確認できます。

まとめ

IM-LogicDesignerでは、エレメントを配置してつなぐことで、シンプルなロジックフローを作成できます。まずは入出力・変数・定数を設定し、エレメントの配置やマッピング、シーケンスの定義など、基本的な操作を一通り確認してみましょう。基本的なロジックフローの作成に慣れたら、条件分岐などの制御要素や、さまざまなタスクを組み合わせたロジックフローにも挑戦してみてください。

intra-martでは、IM-LogicDesignerをもっと知っていただくために、マニュアルやコンテンツなどを豊富にご用意しています。IM-LogicDesignerの機能を最大限に発揮させるためにもぜひご活用ください。