知っておきたい!IM-LogicDesignerのデバッグ方法

この記事では、IM-LogicDesignerのデバッグ方法について紹介します。
デバッグは、アプリケーションの開発の重要なプロセスの1つです。プログラムが期待通りに動作しない場合、その不具合の原因を早めに特定し、修正することが求められます。IM-LogicDesignerのデバッグ機能について学び、効率的に開発を進めていきましょう。

IM-LogicDesignerのデバッグ方法

IM-LogicDesignerでは、ロジックフローの作成途中でも、以下の方法でデバッグを実行できます。

ここでは、それぞれのデバッグ方法について紹介していきます。

マッピングのデバッグを実行する

マッピングのデバッグでは、マッピング設定を実行し、入力値に対する出力値が期待通りの値になるかを確認します。また、以下のような問題が発生した場合、その原因を確認することも可能です。

  • 作成したマッピングで期待する値が出力されない(どの接続や関数で失敗しているのか)
  • 複雑なマッピング設定のため、期待通りに接続されているのかわからない
  • 配列の有無や異なる型同士の接続で、最終的に期待する値に変換されるかどうかわからない

ロジックフローのデバッグを実行する

ロジックフローのデバッグでは、フローを実行する通常のデバッグ方法と、ブレイクポイントを設定するデバッグ方法があります。

通常のデバッグ方法

通常のデバッグ方法では、デバッグの値を指定してフローを実行し、正しく処理が実行されるかを確認します。実行方法は、フローを実行する方法以外にも、処理をエレメントごとに一時停止しながらデバッグを行う「ステップ実行」という方法があります。

ブレイクポイントを設定したデバッグ方法

デバッグ実行時に、細かく処理の過程を確認したい場合は、ブレイクポイントを設定してからデバッグを実行します。

ログを用いてデバッグを行う

IM-LogicDesignerでは、ロジックフローを実行時の実行フェーズと入出力値の詳細をデバッグログとして出力できます。デバッグログは、エラーの特定や解決に必要な情報源です。アプリケーション開発をスムーズに進めるためにも、デバッグログを活用しましょう。

まとめ

IM-LogicDesignerでは、ロジックフローの編集画面上でデバッグできるため、作成したフローを簡単にテスト実行できます。実行結果から不具合の原因を特定し、その場ですぐに修正できるため、開発時間を大幅に節約できるというメリットがあります。効率的に開発を進めるためにも、IM-LogicDesignerのデバッグ機能について押さえておきましょう。

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