業務プロセス基盤のメリット
業務プロセス基盤を活用することで、業務プロセスの可視化からワークフローの効率化・自動化までを一貫して実現し、業務の最適化が可能になります。
ここでは、業務プロセス基盤を導入することによるメリットと、その活用方法について説明します。
メリット1:業務プロセスの可視化
「業務プロセス改善」を進める第一歩は、現在の課題を明確にするために、業務プロセスを可視化することです。intra-martでは、Webブラウザ上で直感的に操作しながら、簡単に業務プロセスを可視化できます。プロセスを可視化することで、業務の改善点が明確になります。
使用する機能やツール
IM-BPMを活用すれば、誰でも簡単に業務プロセスを可視化できます。さらに、intra-martを導入していない部門でも、IM-BPMプロセスデザイナ(デスクトップ版)をインストールすれば、サーバ環境を用意せずに、クライアントPC上で手軽にプロセスを作成できます。
参考となるページ
IM-BPM
IM-BPMは、業務プロセスを簡単に作成・管理できるアプリケーションで、BPMN2.0形式に対応しています。IM-BPMの概要や特徴について確認してみましょう。
IM-BPM プロセスデザイナ 操作ガイド
IM-BPMプロセスデザイナは、BPMNによる業務を可視化し、プロセス定義を作成できるWebアプリケーションです。IM-BPMプロセスデザイナ(デスクトップ版)のインストール方法について確認できます。
メリット2:プロセス改善のしやすさ
業務プロセスを可視化することで、現状業務(As-Is)を正確に把握し、見えてきた課題をもとに理想的な姿(To-Be)を検討しやすくなります。さらに、intra-martでは、他のツールや機能との連携がしやすいため、業務全体のシステム化までをスムーズに進めることができます。
使用する機能やツール
IM-BPMでは、intra-mart内のさまざまな機能をプロセスのタスクとして統合できます。たとえば、特定のタスク完了時にIM-Workflowを利用してワークフローの申請・起票を自動化したり、IM-BloomMakerやIM-LogicDesignerを利用して必要なアプリケーション画面やビジネスロジックを作成し、業務プロセスに簡単に組み込んだりすることが可能です。
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BPM活用事例!本当に効果的な活用法とは?
BPMでは、PDCAサイクルをBPMシステムで一元管理し、業務プロセスの可視化・最適化を実現することで、企業の経営スピードを向上させます。効果的な活用方法をコラム記事で確認してみましょう。
IM-BPM ユーザ操作ガイド
IM-BPMの基本操作について、一般ユーザと管理者のそれぞれの視点で説明しています。プロセス全体の状況を把握するために、まずは管理者の視点から確認してみましょう。
メリット3:システム共通基盤やローコード開発基盤との連携
intra-martの強みは、業務システムを統合プラットフォーム上に集約し、システム共通基盤の機能と連携しながら、プロセスの管理・自動化を実現できる点です。さらに、ローコード開発基盤では、アプリケーション画面やビジネスロジックをスピーディーに開発し、業務プロセスに柔軟に組み込むことができるため、業務の最適化をスムーズに推進できます。
使用する機能やツール
業務プロセス基盤の中心となるIM-BPMの機能を理解することで、業務プロセス改善の全体像を把握できます。さらに、システム共通基盤やローコード開発基盤の機能・ツールを組み合わせることで、システム全体の最適化を効果的に推進できます。
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IM-BPM チュートリアルガイド
IM-BPMを利用して、プロセス定義の作成・管理・分析を行うためのチュートリアルです。IM-BPMの基本操作に加えて、IM-Workflow、IM-BloomMakerやIM-LogicDesignerとの連携も確認できます。
IM-BPM 仕様書
IM-BPMの用語や基本機能について理解し、Elasticsearch連携による業務プロセスのモニタリングやREST APIによる外部システムからの呼び出しについても確認しておきましょう。