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メッセージ

メッセージについて記載します。

基本説明

メッセージとは、画面ラベル名やシステムメッセージのことを指します。
メッセージには以下の種類があり、ファイルを分けて管理します。

  • MESSAGE:画面上に表示する処理結果の表示やエラー、ポップアップに表示する文字列
  • CAPTION:項目名やボタンのラベルに利用する文字列
  • LOG:システムログなどにシステムの動作結果を表示する文字列

実装概要

  • サーバサイド処理におけるMESSAGE出力やLOG出力、htmlでのCAPTIONの設定については、「スクリプト開発モデル」の「メッセージ」を利用し実装します。
    詳細については、下記ガイドを参照してください。

    参考ガイド
  • クライアントサイド処理でサーバー通信を行わずメッセージを利用する場合、DPS for Sales 独自機能を利用します。

    利用例
    • クライアントサイドでサーバ通信前に確認メッセージの呼び出しを行う場合
      ex.「登録します。よろしいですか?」

    • クライアントサイドバリデーションにエラー項目名を出す場合
      ex.「追加項目Aは入力必須です」 ※「追加項目A」というcaptionが対象

  • クライアントサイド処理でメッセージを利用するには、以下の対象ファイルにメッセージを追加してください。

    • /jssp/product/src/ssfa/common/csjs_message/caption.js
    • /jssp/product/src/ssfa/common/csjs_message/message.js

実装手順

  1. メッセージプロパティファイルを作成します。

    参考ガイド
  2. メッセージプロパティファイルで設定したメッセージIDを利用して、メッセージを呼び出します。

    • サーバサイドjavascript
      「スクリプト開発モデル」の標準API(MessageManager.getMessage())を利用します。

      ・ログ出力例「[E.RSFA.0004]コメントの削除処理に失敗しました。」
      logger.error(MessageManager.getMessage("E.SSFA.0004", MessageManager.getMessage("CAP.Z.SSFA.COMMENT"), result.errorMessage));
    • HTML
      IMARTタグを利用します。

      ・実装例:ラベル名「活動日」を設定する
      <label class="ssfa-item-label"><imart type="message" id="CAP.Z.SSFA.ACTIVITY_DAY"/></label>
    • クライアントjavascript
      DPS for Sales の共通関数を利用してメッセージを取得します。
      ・MESSAGEの取得⇒scmnGetMessage(key)関数:パラメータ:key、返却値:message
      ・APTIONの取得⇒scmnGetCaption(key)関数:パラメータ:key、返却値:message

      ・ポップアップ画面に表示するメッセージを呼び出す例「登録します。よろしいですか?」
       MESSAGE:scmnGetMessage("MSG.I.SSFA.INS.CONFIRM") 
      ・案件登録ダイアログのヘッダーに表示するメッセージを呼び出す例「案件登録」
       CAPTION:scmnGetCaption("CAP.Z.SSFA.MATTER_INS")