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crudsql/crudobj

crudsql/crudobjについて記載します。

基本説明

crudSqlとは、 各テーブル単位でシンプルなSELECT,INSERT,UPDATE,DELETE文です。
crudObjとは、上記CRUD 操作を行うためにあらかじめ用意しているオブジェクトです。
本製品では、crudSqlやcrudObjをAPIから呼び出して利用することができます。

「crudobj」「crudsql」の構成

ディレクトリ
  • sol_sfaプロジェクト
    src/main/jssp/product/src/ssfa/common/crudobj
    src/main/jssp/product/src/ssfa/common/crudspl

  • sol_commonプロジェクト
    src/main/jssp/product/src/scmn/common/crudobj
    src/main/jssp/product/src/scmn/common/crudsql

crudsql

対象ファイル概要

1テーブルに対し、4ファイル存在します。
テーブルの基本CRUDSQL文です。

  • テーブル名_get.spl
    2WaySQL形式で記述します。

  • テーブル名_ins.spl
    対象テーブル単体に対してデータの取得や更新、削除を行う際に利用します。

  • テーブル名_upd.spl

  • テーブル名_del.spl

crudobj

対象ファイル概要

1テーブルに対し、2ファイル存在します。
テーブルの要素をもとに、初期化オブジェクトを生成します。

  • テーブル名_postgresql.js

  • テーブル名_oracle.js

生成されたオブジェクトは下記のプロパティを持ちます。

  • value…テーブルカラムをもとに生成したプロパティに初期値(null)を設定したオブジェクト

  • type…テーブルカラムをもとに生成したプロパティのデータ型を保持したオブジェクト

  • pkey…テーブルのプライマリーキーを保持

実装概要

実装手順(テーブル変更後)

  1. 変更の場合は、対象ファイルを製品ソースからコピーして、カスタマイズプロジェクト配下に配置します。
    新規追加の場合は、新規ファイルを作成します。
    ※crudobjはご利用のDBに該当するファイルを配置します。

  2. 既にあるファイルを参考に、各ファイルを記述します。

  3. crudobj、crudsqlを実行します。

「crudobj」「crudsql」の呼び出し

「crudobj」「crudsql」は、DPS製品の共通関数を利用して実行可能です。
主に使用する関数を記載します。
APIの詳細や、ここに記載されていないAPIについては、下記ファイルを参照してください。

crudobj/crudsqlの実行時に利用する主なAPI一覧
  • sol_sfa:ssfa/common/api/db_table_access.js

  • sol_common:scmn/common/api/db_table_access.js

API内容
  • ScmnDbTableAccess.executeSelectCrud
    crudsqlファイル内の2WaySQL(select/fetch)を実行するAPIです。

  • SsfaDbTableAccess.executeInsert
    crudsqlファイル内の2WaySQL(insert)を実行するAPIです。

  • SsfaDbTableAccess.executeUpdate
    crudsqlファイル内の2WaySQL(update)を実行するAPIです。

    updateKeysパラメーター

    更新のCrudSplの仕様として、NULL以外の値が入っている項目のみを更新対象として更新します。
    NULLで更新したい場合はupdateKeysにカラム名を指定することにより更新対象に含めることが可能となります。

  • SsfaDbTableAccess.executeDelete crudsqlファイル内の2WaySQL(delete)を実行するAPIです。