IM-LogicDesignerのタスクとは?

この記事では、IM-LogicDesignerのタスクの概要について紹介します。
IM-LogicDesignerでは、さまざまな処理を行うパーツを「タスク」と呼びます。タスクを組み合わせることで、簡単にロジックフローが作成できます。アプリケーションの開発を効率的に進めるために、IM-LogicDesignerのタスクについて理解を深めていきましょう。

タスクの種類と特徴

IM-LogicDesignerでは、さまざまな用途に応じたタスクを豊富に用意しています。タスクを活用することで、特定の業務に最適化されたロジックフローが簡単に作成できます。ここでは、よく使用される代表的なタスクについて紹介します。

汎用タスク

汎用タスクは、一般的な業務処理やプロセスを実行するためのタスクです。たとえば、メール送信・ログ出力・ユーザ切り替えなどの処理を行います。

ストレージ操作タスク

ストレージ操作タスクは、データベースやファイルシステムなど、外部ストレージとデータのやり取りを行うためのタスクです。intra-mart Accel PlatformのStorageサービスAPIを利用します。たとえば、ストレージ情報の取得・ストレージファイルの読み込み・ファイルやディレクトリの取得などの処理を行います。

基盤機能タスク

基盤機能タスクは、intra-mart Accel Platformの基盤機能を利用した処理を行うためのタスクです。たとえば、セーフURLの判定・ショートカットの情報取得・データのインポートなどの処理を行います。

IMBoxタスク

IMBoxタスクとは、intra-martのメッセージ機能であるIMBoxへメッセージを投稿するためのタスクです。たとえば、アプリケーションボックスやカンパニーボックスといった各ボックスへの投稿・グループボックスへの参加申請などの処理を行います。

Office365タスク

Office365タスクとは、SharePointのファイルサービスを扱うためのタスクです。たとえば、SharePointのストレージ情報の取得・ダウンロードなどの処理を行います。

その他のタスク

上記で紹介したタスクは、IM-LogicDesignerが持つタスク機能のほんの一部です。intra-mart内の機能との連携や外部システムとの連携もできるタスクもありますので、まずは一通りタスクについて確認してみましょう。

オリジナルのタスクを作成する

IM-LogicDesignerでは、上記で紹介した標準的なタスク以外にも、ユーザが独自に処理を作成できるユーザ定義タスクという機能を用意しています。必要な処理に適したタスクがない場合や、タスクをさらに冗長する必要がある場合などに適した方法です。

ユーザ定義タスクでは、SQL・JavaScript・RESTなどを使用して、複雑な処理を定義できます。発展的な内容にはなりますが、オリジナルのタスクを作成できることも覚えておきましょう。

まとめ

IM-LogicDesignerのタスクを活用すると、ロジックフローの作成時間を大幅に短縮できるというメリットがあります。アプリケーションの目的や用途によっては、制御要素と合わせて、複数のタスクを組み合わせるようなケースもあるでしょう。そのためにも、まずはタスクの種類や特徴について把握し、使いこなせるようになることをおすすめします。

intra-martでは、IM-LogicDesignerをもっと知っていただくために、マニュアルやコンテンツなどを豊富にご用意しています。IM-LogicDesignerの機能を最大限に発揮させるためにもぜひご活用ください。