メインコンテンツまでスキップ

プログラム開発

DPS for Sales のカスタマイズを実行する際の補足事項について記載します。

カスタマイズプログラムの記述概要

カスタマイズを実行する際の基本的な流れは以下となります。

  1. カスタマイズしたい機能の製品標準ソースを取得

  2. カスタマイズモジュールプロジェクトへ配置

  3. カスタマイズ処理を追加

製品標準ソースコードの取得方法

製品標準ソースはそれぞれ下記の方法で入手可能です。

サーバサイドjavascript、sql、html

デプロイ済み環境から取得してください。

参考パス
  • /resin-pro-4.0.xx/webapps/%コンテキストパス%/ssfa
  • /resin-pro-4.0.xx/webapps/%コンテキストパス%/scmn

例:/resin-pro-4.0.xx/webapps/imart/WEB-INF/jssp/product/src/ssfa
例:/resin-pro-4.0.xx/webapps/imart/WEB-INF/jssp/product/src/scmn

クライアントサイドjavascript、conf

デプロイ済み環境から取得してください。

参考パス
  • /WEBサーバルート/%コンテキストパス%/ssfa
  • /WEBサーバルート/%コンテキストパス%/scmn

例:/www/webapps/imart/ssfa
例:/www/webapps/imart/scmn

java

備考

Javaのソースコードはプロダクトファイルダウンロードよりダウンロードが可能です。
ファイル名(DPS for Sales) :sol_sfa-src- x.x.x
ファイル名(DPS Core) :sol_common-src- x.x.x
x.x.x の部分は製品バージョンを示します。ご利用いただいているバージョンと同じものを選択してください。

カスタマイズソースのプロジェクト配置

カスタマイズソースのプロジェクト配置には、各処理やファイル種別によって手順が異なります。
DPS for Sales の製品標準プロジェクト構成については、DPS for Sales 製品標準プロジェクト構成を参照してください。

サーバサイドjavascript、sql、html

カスタマイズソースをjssp/src配下に配置してください。
配下のパスはカスタマイズする製品アプリケーションのパスjssp/ptoduct/srcと同等にする必要があります。

製品動作補足

サーバサイドのソースコードは、以下に示す通り読み込みの優先順位があります。
カスタマイズソースをjssp/srcに配置することで、製品ソースよりも優先的に読み込まれ、カスタマイズソースが動作することになります。

検索結果

クライアントサイドjavascript、conf

カスタマイズソースをpublic配下に配置してください。
カスタマイズソースは製品アプリケーションのpublic配下と同等のパスに配置する必要があります。

Java

カスタマイズソースをjava配下に配置してください。 以下のガイドの注意を考慮した上で対応を行ってください。

参考ガイド

intra-mart Accel Platform ユーザモジュール開発ガイド - 依存関係に設定するモジュールの選別
https://document.intra-mart.jp/library/iap/public/development/usermodule_developers_guide/texts/dependency/index.html#依存関係に設定するモジュールの選別

処理の記述を追加

カスタマイズ処理の記述を行うには多種多様な方法があります。
ここでは、「製品ソースへの記述を最低限にし、可能な限り追加処理を新規ソースへ記述する方法」を記載します。

製品アップデート時は、アップデート後の製品最新ソースに対して、カスタマイズ処理を再実装することになりますが、カスタマイズ箇所が可能な限り新規ソースへ記述されていることにより、製品追加処理とカスタマイズ処理の比較やマージ作業が行いやすくなります。

備考

本頁に記載の方法については参考例となります。
個社の開発ポリシーなどに合わせて運用ルール等を定めてください。

記述例

以下は、活動詳細画面(activity_dtl_d)におけるクライアント処理を追加する例です。

  1. 新規ファイル(activity_dtl_d_sample.js)を作成してクライアントサイドの追加処理を記述します。

  2. 新規で追加したjsファイルを、htmlファイルにて読み込みます。

    検索結果

備考

実装する要件により、製品標準ソース(activity_dtl_d.js)への追記も必要なケースがあります。