処理モーダルで差戻先ノードを固定する

このCookBookでは、ボタンアイテム(処理モーダル)において、差戻先ノードを固定する方法を紹介します。

完成イメージ


ノード「approve2」の差戻先ノードをノード「apply」に固定する。
処理モーダルのsendback箇所に差戻先ノードの初期値を指定し、readonlyで表示するようにしています。

以下の環境でこの機能は利用できます。

  • IM-BIS for Accel Platform 2020 Winter(8.0.24)以降のバージョンであること
  • IM-FormaDesigner for Accel Platform 2020 Winter(8.0.26-Patch001)以降のバージョンであること

レシピ

  1. BISワークフローを作成する。
  2. アクションを設定する。
  3. 作成したBISワークフローにて、フローを実行する。

設定項目の詳細は、添付のサンプルを参照してください。

1. BISワークフローを作成する。

BISワークフローを作成します。

2. アクションを設定する。

form Designer 画面の「Action settings」-「Item event」を設定します。
Button(process modal)を選択し、「Conditions」に特定のnodeidを指定することで、イベントの発火を限定することができます。

imwNodeId="approve2"

imwNodeId以外にも、条件として利用できるパラメータは存在します。
パラメータ値の詳細はCodeListを参照してください。

「Custom scripts」に下記を設定します。

window.forma.modalInfo.showProcessParameter = {
  interfaceControl: {
    sendBack: {
      readonly: true
    }
  },
  sendBackNodeIds: [
    "apply"
  ]
};

処理モーダルに対して設定できるスクリプトは、こちらを参照してください。

3. 作成したBISワークフローにて、フローを実行する。

BISワークフローのapprove2ノードの処理モーダルを表示します。
処理モーダルのsendback箇所が、applyノードが選択され、変更不可なことが確認できました。