アプリケーションにリソースを追加したい
この記事では、アプリケーションの作成中にリソースを追加する方法について紹介します。
Accel Studioのアプリケーション管理画面では、新規または既存のローコード資材を追加しながら開発を進めていきます。また、既存テンプレートの機能を追加したい場合は、そのリソースをまとめて追加することも可能です。その他にも、他のアプリケーションとの共通化を図るなど、自由度が高い開発が可能となります。アプリケーションを効率的に開発するため、リソースの追加機能について確認していきましょう。
追加できるリソース
「+リソースを追加」をクリックすると、追加したいリソースのカテゴリが表示されます。
テンプレートからリソースを追加する
作成したアプリケーションにオプションテンプレートの機能を追加する例について確認できます。
機能カテゴリとリソース一覧
リソースは機能ごとにグルーピングされています。各ローコード資材と対応するカテゴリは、一覧表で確認できます。
リソースを追加する方法
機能カテゴリのリソースを追加する方法には、新規リソースを追加する方法と、既存のリソースを選択する方法の2つがあります。
新規リソースを追加する
新規リソースを追加する場合、「+リソースを追加」をクリックした後、新規作成メニューから該当の項目を選択します。
追加したいリソースに合わせて、以下のように画面表示が切り替わります。
画面
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
画面を 新規作成 | 画面コンテンツ | 「IM-BloomMakerコンテンツ新規作成」画面が表示されます。設定項目については「IM-BloomMakerユーザ操作ガイド」の4.2.3.を参照してください。 |
クエリのデータ参照 | ViewCreatorの「データ参照 - 新規作成」画面が表示されます。設定項目については「ViewCreator管理者操作ガイド」の3.5.を参照してください。 |
公開URL
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
公開URLを 新規作成 | 画面URL | 「IM-BloomMakerルーティング定義新規作成」画面が表示されます。設定項目については、「IM-BloomMakerユーザ操作ガイド」の7.2.2.を参照してください。 |
APIのURL | IM-LogicDesignerの「ロジックフロールーティング定義編集」画面が表示されます。設定項目については、「IM-LogicDesignerユーザ操作ガイド」の5.1.1.を参照してください。 | |
クエリのURL | 「ViewCreatorルーティング定義一覧」画面が表示されます。設定項目については「ViewCreator管理者操作ガイド」の4.19.を参照してください。 |
ロジック
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
ロジックを 新規作成 | ロジックフロー | IM-LogicDesignerの「ロジックフロー定義編集」画面が表示されます。設定項目については、「IM-LogicDesignerユーザ操作ガイド」の4.1.1.を参照してください。 |
クエリ | ViewCreatorの「クエリ編集」画面が表示されます。設定項目については「ViewCreator管理者操作ガイド」の3.3.を参照してください。 | |
ロジックトリガ | IM-LogicDesignerの「トリガ定義編集」画面が表示されます。設定項目については、「IM-LogicDesignerユーザ操作ガイド」の7.1.を参照してください。 |
データ定義
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
データ定義を 新規作成 | エンティティ | IM-Repositoryの「データ定義 – 新規作成」画面が表示されます。設定項目については、「IM-Repositoryユーザ操作ガイド」の7.3.1.を参照してください。 |
ユーティリティ
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
ユーティリティを 新規作成 | 共通定数 | Low-codeユーティリティの「共通定数定義 – 新規作成」画面が表示されます。設定項目については、「Accel Studioアプリケーション管理機能 仕様書」の4.9.2.を参照してください。 |
自動採番 | Low-codeユーティリティの「採番定義 – 新規作成」画面が表示されます。設定項目については、「Accel Studioアプリケーション管理機能 仕様書」の4.9.1.を参照してください。 | |
多言語メッセージ | Low-codeユーティリティの「多言語メッセージグループ – 新規作成」画面が表示されます。設定項目については、「Accel Studioアプリケーション管理機能 仕様書」の4.9.3.を参照してください。 |
既存のリソースを追加する
既存のリソースを追加する場合、「+リソースを追加」をクリックした後、既存のリソース選択メニューから該当の項目を選択します。
追加したいリソースに合わせて、以下のように画面表示が切り替わります。テンプレートから生成したリソースについては、「業務テンプレートから作成」フォルダに格納されています。
画面
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
既存の画面 から選ぶ | 画面コンテンツ | IM-BloomMakerの「コンテンツ検索」画面が表示されます。詳細は「IM-BloomMakerユーザ操作ガイド」の4.2.1.2.を参照してください。 |
クエリのデータ参照 | ViewCreatorの「データ参照検索」画面が表示されます。 |
公開URL
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
既存の公開URLから選ぶ | 画面URL | IM-BloomMakerの「ルーティング検索」画面が表示されます。詳細は、「IM-BloomMakerユーザ操作ガイド」の7.2.1.2.を参照してください。 |
APIのURL | IM-LogicDesignerの「ルーティング定義検索」画面が表示されます。詳細は、「IM-LogicDesignerユーザ操作ガイド」の5.1.2.2.を参照してください。 | |
クエリのURL | ViewCreatorの「ルーティング検索」画面が表示されます。設定項目については「ViewCreator管理者操作ガイド」の4.19.を参照してください。 |
ロジック
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
既存のロジックから選ぶ | ロジックフロー | IM-LogicDesignerの「ロジックフロー定義検索」画面が表示されます。詳細は、「IM-LogicDesignerユーザ操作ガイド」の4.1.2.2.を参照してください。 |
クエリ | ViewCreatorの「クエリ検索」画面が表示されます。 | |
ロジックトリガ | IM-LogicDesignerの「トリガ定義検索」画面が表示されます。詳細は、「IM-LogicDesignerユーザ操作ガイド」の7.2.2.を参照してください。 |
データ定義
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
既存のデータ定義 から選ぶ | エンティティ | IM-Repositoryの「エンティティ検索」画面が表示されます。 |
ユーティリティ
選択項目1 | 選択項目2 | 表示画面 |
---|---|---|
既存のユーティリティ から選ぶ | 共通定数 | Low-codeユーティリティの「共通定数定義」画面が表示されます。 |
自動採番 | Low-codeユーティリティの「採番定義」画面が表示されます。 | |
多言語メッセージ | Low-codeユーティリティの「多言語メッセージ定義一覧」画面が表示されます。 |
リソース関連図で確認する
アプリケーションに紐づいているリソース情報やリソース同士の関係性については、リソース関連図で確認できます。また、各リソースのバージョン情報もあわせて表示されます。関連リソースのうち、アプリケーションと紐づかないリソース情報は灰色で表示されます。
リソース関連図で扱う情報
リソース関連図に表示される情報や動作仕様について確認できます。
まとめ
Accel Studioのアプリケーション管理画面では、各リソースを簡単に追加でき、それらを一元管理できるのがメリットです。たとえば、「空のアプリケーション」テンプレートを使用して、一から必要なリソースを追加する場合はもちろん、すでに作成したアプリケーションに対して、オプションテンプレートの機能を追加したり、複数のリソースを組み合わせたりする場合など、幅広い用途で利用できます。すでに公開されている他のアプリケーションで使用しているリソースを上書きしないように注意しましょう。
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