No.1 メールに添付されているExcelファイル読み込み → ワークフロー申請

この記事は、EWS 2017で行われたLogicDesignerの講演内容に関する記事です。

こちらの例では、メールサーバと連携し、メールの添付ファイルの内容から自動的にワークフローを申請できます。
ジョブスケジューラ機能からロジックフローを実行することで、定期的な業務処理に活用できます。

前提条件

このサンプルの利用には以下の前提条件があります。

サンプル

以下のサンプルをダウンロードしてご利用ください。

サンプルに含まれる定義情報は以下の表のとおりです。

種類 定義名 補足説明
ユーザ定義(Excel入力) 見積依頼読み込み (Excel) 入力したExcelファイルの読み込み方法を定義したユーザ定義です。
ユーザ定義(JavaScript) 見積作成フローのFormaデータ作成 入力したExcelファイルのデータを申請書の項目に変換するユーザ定義です。
ロジックフロー メールサーバの設定 読込先のメールサーバの設定を管理するためのロジックフローです。
ロジックフロー メールに添付されたExcelから申請 メールからワークフローの申請を実行する処理を実装したロジックフローです。

サンプルに含まれる定義情報は以下の表のとおりです。

種類 定義名 補足説明
BIS定義 見積依頼Excelから申請 関連するFormaアプリケーション定義やIM-Workflowのフロー定義等の情報も含まれます。

サンプルは、intra-mart Accel Platform(Advanced) 2017 Summer(8.0.17), IM-BIS 2017 Summer(8.0.14)で動作確認を行っています。

実行時の事前準備

  1. ロジックフロー「メールサーバの設定」に設定済みのメールサーバの情報を登録してください。
  2. ロジックフロー「メールに添付されたExcelから申請」でメールの参照先フォルダを指定してください。
  3. 上の手順で設定したメールフォルダに「印虎_見積依頼.xlsx」が添付されたメールを受信してください。
    「印虎_見積依頼.xlsx」は以下のリンク先からダウンロードしたZipファイルに含まれています。
    [estimation_request.zip]

実行方法

  1. ロジックフロー「メールに添付されたExcelから申請」を実行してください。
    動作確認であれば、ジョブスケジューラではなくデバッグ実行が簡単です。
  2. 青柳辰巳でログイン後、未処理一覧を表示すると、申請された案件が表示されることを確認できます。