ViewCreatorでIM-Workflowのフロー毎の取止め・差戻し案件件数を表示する。

このCookBookでは、ViewCreatorでIM-Workflowのフロー毎の取止め/差戻し案件件数を表示する方法を説明します。
検索条件を変更することで、IM-Workflowの特定の状況をモニタリングすることができます。

完成イメージ


ViewCreatorでIM-Workflowの完了案件の状況を確認する。

[iframe width="100%" height="281" src="https://dev-portal.intra-mart.jp/imart/certification?im_user=aoyagi&im_password=aoyagi&im_tenant_id=default&im_url=viewcreator/dataview/list/im_cookbook_113125"]

完成サンプル

以下の完成サンプルをダウンロードしてご活用ください。

サンプルは以下の環境で動作を確認できます。

  • テナント環境セットアップで、サンプルデータがインポート済みであること

レシピ

  1. ViewCreatorのクエリを作成する。
  2. ViewCreatorのデータ参照を作成する。

設定項目の詳細は、添付のサンプルを参照してください。

1. ViewCreatorのクエリを作成する。

以下のテーブルを結合し、クエリを作成します。

  • 完了案件テーブル(imw_t_cpl_matter)
  • 完了案件ロケールテーブル(imw_t_cpl_matter_locale)
  • 完了案件タスクテーブル(imw_t_cpl_matter_task)

完了案件タスクテーブルは、ワークフローのタスクが格納されるテーブルです。
各ノードでの処理の結果が格納されています。ステータス(status)カラムで処理の結果を判定します。
今回の場合は、差戻し件数を取得するために、ステータスが差戻し(sendback)のレコードを抽出条件とします。

差戻しは1案件で複数回実施することがあります。本稿のクエリでは1案件で複数回差戻しを実施した場合もカウントします。

取止めの場合は取止め(discontinue)になります。
ステータス(status)に登録されるコード値については、以下のIM-Workflowのテーブル定義書を参照してください。

2. ViewCreatorのデータ参照を作成する。

差戻し件数を表示するために、集計パターンを「サマリ」にします。
ノード毎の差戻し件数を表示するために、フロー名/ノード名のタイプをグループ化とし、タスクIDをカウントにします。

ViewCreatorを利用することで、IM-Workflowの様々な状況をモニタリングすることができます。
本稿で記載の内容以外にも、以下のドキュメントで紹介していますので参照してください。