デバッグ実行時のトラブル
ここでは、フローのデバッグ操作に関するトラブルと対処方法について説明します。
Q. デバッグを実行すると保存画面が表示された
A. ロジックフローのデバッグを実行するには、フローが保存されている必要があります。そのため、未保存の変更がある状態でデバッグを実行すると、保存画面が表示されます。本チュートリアルでは、[上書き保存]を実行した後にデバッグを行ってください。なお、フローの定義が未完成で[上書き保存]を実行できない場合は、必要な設定を完了させてから再度デバッグを実行してください。
- (1) フローの保存方法を確認する:「ローコード操作マニュアル - ロジックフローのデバッグ > ロジックフローのデバッグを実行する」
Q. デバッグ画面で確認できる情報を知りたい
A. ロジックフローでデバッグを実行した際は、デバッグ画面に以下の内容が表示されます。
- デザイナ:ステップごとに実行中のエレメントと矢印がハイライト表示されます。
- コンソールペイン:フローの開始や終了、エラーメッセージなどが表示されます。処理が正常終了したかどうかを確認できます。
- 変数情報ペイン:入力値、出力値、変数の値を確認できます。想定した値が設定されているかを確認する際に利用します。
本チュートリアルでは、まずコンソールペインにエラーメッセージが表示されていないことを確認し、その後に変数情報ペインで各変数の値を確認します。
- (1) 各ペインの表示位置と概要を確認する:「ローコード操作マニュアル - ロジックフローのデバッグ > ツールバーの操作とペイン表示」
Q. デバッグを実行するとエラーで処理が停止する
A. エラーが発生したエレメントやコンソールに出力されたエラーメッセージを確認してください。原因が特定できない場合は、ステップ実行を利用して1つずつ処理を進めながら、各エレメントの設定内容や変数の値を確認してください。主な原因として、以下が考えられます。
- マッピング設定の紐づけが正しく行われていない
- エンティティ定義が変更されたが、ロジックフロー側へ反映されていない
- 入力値や変数の設定が誤っている
設定したマッピングが期待通りに動作しているかを確認するため、マッピングをデバッグできます。入力値と出力値を確認しながら、値が正しく受け渡されているかを確認してください。
- (1) マッピングをデバッグする:「ローコード操作マニュアル - マッピング設定 > マッピングをデバッグする」
- (2) エンティティ定義を確認する:「ローコード操作マニュアル - 入出力・変数設定-応用操作 > IM-Repositoryのエンティティを利用する」
Q. フロー側の変数に値が設定されない
A. ロジックフローで一時的に利用する変数に値が設定されない場合は、「変数操作」制御要素のマッピング設定を確認してください。特に、以下の原因が考えられます。
- コピー元とコピー先が逆になっている
- 前のタスクで値が取得できていない
- マッピング対象の変数を誤って選択している
また、IM-Repositoryからエンティティをインポートして作成した場合は、エンティティ配下の変数名が似ていることが多いため、誤った項目を選択しやすくなります。マッピング設定では、コピー元・コピー先の変数名と階層構造をよく確認してください。
- (1) 「変数操作」制御要素のマッピング設定を確認する:「3.4 登録処理の作成 > 変数にまとめて格納する」
Q. デバッグ時点で採番が進行している
A. 自動採番は、「採番取得」タスクが実行された時点で番号が採番されます。そのため、ロジックフローのデバッグ実行時や、後続の処理でエラーが発生してデータベースへ登録されなかった場合でも、取得済みの採番は消費されます。テスト中に採番取得を繰り返すと連番が進むため、必要に応じて採番のリセットを実行してください。
- (1) 自動採番の仕様を確認する:「Accel Studio アプリケーション管理機能 仕様書 - 4.10.1. 自動採番」