新規コンテンツ定義の追加
ここでは、アプリケーションにコンテンツ定義を追加する際の操作手順と、あわせて表示されるデザイナ画面について説明します。
「画面」リソースとは
Accel Studioにおける「画面」リソースとは、IM-BloomMakerで定義した画面コンテンツやViewCreatorで定義したデータ参照を管理するカテゴリを指します。リソースをアプリケーションに追加することで、自動的に関連付けが行われ、アプリケーション内で利用できるようになります。
[画面]タブをクリックすると、「画面」リソースのみを表示します。

[リソース関連図]をクリックすると、アプリケーションと作成済みのリソースとの関係性を視覚的に確認できます。この図を通して、Accel Studioで管理しているアプリケーションと、それに紐づくリソースのつながりを把握できます。

資材名(定義カテゴリ)
「画面」リソースには、以下の2種類の資材名(定義カテゴリ)が含まれます。
- コンテンツ定義(画面コンテンツ):IM-BloomMakerの機能
- データ参照(クエリのデータ参照):ViewCreatorの機能

コンテンツ定義(画面コンテンツ)
コンテンツ定義とは、「どのような画面を、どの項目・どの制御・どの動作で表示するか」を設計・管理するための定義情報を指します。IM-BloomMakerを使用して、画面レイアウトやルーティング定義などを設定し、アプリケーション全体の画面リソースを管理できます。

データ参照(クエリのデータ参照)
データ参照とは、クエリで取得したデータを、画面などで分かりやすく表示するための定義・仕組みを指します。ViewCreatorを使用して、データベースなどに格納されている業務データを、指定した条件で検索(抽出)することで、必要なデータをわかりやすく提示します。

データ参照の概要については、「ViewCreator 管理者操作ガイド - 2. ViewCreator について」を参照してください。
基本操作
ここでは、「画面」リソースに画面コンテンツを追加する際の基本的な操作について説明します。
画面コンテンツを追加する

- [画面]タブをクリックします。
- [リソースを追加]→[画面を新規作成]をクリックします。
- [画面コンテンツ]をクリックします。
└「コンテンツ新規作成」画面が表示されます。
リソースを追加する際には、利用シーンや用途に応じて、画面コンテンツの選択方法を使い分けることができます。
【画面コンテンツを新規作成する場合】
- アプリケーションに合わせて、独自の画面を一から設計・作成するとき
- レイアウトや動作をゼロから設計して実装したいとき
- 汎用性よりも特定の用途に合わせた画面が必要なとき
【既存の画面コンテンツから選択する場合】
- 他のアプリケーションや共通で利用できる画面を活用したいとき
- 再利用可能な画面コンテンツを選んで、効率的に設計を進めたいとき
- 標準化されたレイアウトや項目(例:ユーザ情報入力画面など)を使用したいとき
デザイナの種類
IM-BloomMakerでは、アプリケーション画面を作成する方法として、「デベロップモード」または「レイアウトモード」から選択します。

デベロップモード
デベロップモードは、主に技術者向けのモードで、多種多様な画面を柔軟に作成できます。エレメントごとに詳細なプロパティを設定したり、レイアウトを細かく調整したりなど、自由度が高いデザインが可能です。また、変数やアクションを設定することで、複雑な動作や高度なカスタマイズにも対応できます。

レイアウトモード
レイアウトモードは、業務担当者などの非技術者でも、直感的に操作できるモードです。PowerPointのような操作感で、部品をドラッグ&ドロップして配置したり、色やアイコンをパレットから選択できたりします。詳細な調整や設定などは制限されますが、短時間で画面イメージを手軽に作成できます。

- 本マニュアルでは、画面デザインだけではなく、変数やアクションの設定についても触れるため、デベロップモードでアプリケーション画面を作成する方法について説明します。
- アプリケーション画面の作成中、デベロップモードとレイアウトモードは、[
]をクリックすることで切り替え可能です。
レイアウトモードでアプリケーション画面を作成する手順については、「IM-BloomMaker チュートリアルガイド - 4.2. レイアウトモードでアプリケーション画面を作成する」を参照してください。
次のステップへ:画面コンテンツの作成
「コンテンツ新規作成」画面のフローに沿って、デザイナのタイプ選択、テンプレート選択、コンテンツ基本情報の入力を行い、画面コンテンツを作成しましょう。 「画面コンテンツの作成」では、デベロップモードをベースとしたコンテンツの作成手順について説明しています。画面作成の一連の流れを再度確認したい場合は、 「画面の新規作成」を参照してください。