画面のルーティング設定
Webブラウザから対象画面にアクセスするための入り口となるURLを設定します。このURLは外部システムやメニューから呼び出すための公開アドレスとして利用され、指定した画面に遷移させることが可能です。
ルーティングを設定することで、ユーザはアプリケーション内部の複雑な構造を意識することなく、決められたURLを利用して目的の画面に直接アクセスできます。たとえば、ポータルから特定の業務画面を開いたり、外部システムからリンク経由で呼び出したりする場合などに利用します。
適切にルーティングを設定することで、画面遷移をわかりやすく管理できるだけでなく、システム全体の利便性や拡張性の向上にもつながります。

ルーティング処理の実行順序
対象コンテンツ情報の取得
対象となる画面コンテンツの情報を取得します。関連する設定は「対象コンテンツ情報の設定」を参照してください。
ルーティング情報の取得
ルートおよびHTTPメソッドに一致するルーティング定義情報を取得します。関連する設定は「ルーティング定義情報の設定」を参照してください。
認可設定
IM-Authzによる認可判断を行い、リクエストがアクセス可能かどうかを判定します。関連する設定は、「ルーティング定義の認可を設定する」を参照してください。
入力データの構築
画面表示に必要な初期値や参照データを準備します。必要に応じて、URLパラメータやクエリパラメータを画面の入力変数に代入します。
画面表示
必要に応じて、ロジックフローを呼び出してデータを取得します。そのデータを画面に返却してレンダリングします。
次のステップへ:ルーティングカテゴリの作成
画面コンテンツのルーティング処理の実行順序と必要な設定について確認したら、ルーティングカテゴリを作成しましょう。「ルーティングカテゴリの作成」では、カテゴリの新規作成や編集に関する手順について説明しています。