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入出力設定 - 基本操作

ここでは、入出力設定の基本的な操作について説明します。

参考

設定に進む前に入出力設定の概要を確認したい場合は、「入出力値・変数・定数の定義 > 入出力設定とは」を参照してください。

入出力値を設定する​

  1. ［入出力設定］をクリックします。
    └ 「入出力設定」ダイアログが表示されます。
  2. 入力値のデータ型をクリックします。
    └ 入力の編集ペインにパラメータが設定されます。
  3. 入力パラメータの名称を変更し、任意の箇所をクリックします。
    └ 再度入力したい場合は、［キー名を変更］をクリックしてください。
  1. 出力値のデータ型をクリックします。
    └ 出力の編集ペインにパラメータが設定されます。
  2. 出力パラメータの名称を変更し、任意の箇所をクリックします。
    └ 再度入力したい場合は、［キー名を変更］をクリックしてください。
  3. ［決定］をクリックします。
    └ 「ロジックフロー定義編集」画面に戻ります。
参考

入出力値には、主に以下のようなデータ型が利用されます。

  • 文字列（String）：ユーザ入力やメッセージなどのテキストデータ
  • 数値（Integer、Long、Float、Double、BigDecimalなど）：計算や判定に使用する整数や小数点数
  • 日付・時刻（Date、IM DateTime、SQL Timestampなど）：契約日や処理日時などの時間情報
  • エンティティ（IM-Repository Entity）：データベースのレコード情報を受け渡す際に利用

その他の利用可能なデータ型については、「IM-LogicDesigner仕様書 - 4.1.7.1. データ型」を参照してください。

メモ

操作の区切りなどで、編集中のフローを一時的に保存したい場合は、「ロジックフロー定義編集」画面にある［一時保存］をクリックしてください。一時保存された内容はブラウザ単位で保持されるため、同一のブラウザであれば作業を再開することが可能です。

ツールバーにないデータ型を指定する場合​

ツールバーには、以下のデータ型があらかじめ用意されています。

  • 文字列 string
  • 整数値 integer
  • 日時 date
  • 汎用オブジェクト object

上記以外のデータ型を指定したい場合は、次の手順で設定してください。

  1. プルダウンをクリックします。
    └ データ型の一覧が表示されます。
  2. 使用したいデータ型を選択します。
    └ 選択したデータ型が入力の編集ペインに設定されます。
  3. 入力値の名称を変更し、任意の箇所をクリックします。
    └ 再度入力したい場合は、［キー名を変更］をクリックしてください。

※出力値についても、同様の手順でデータ型とキー名を設定できます。

その他の操作
  • 一度プルダウンから選択したデータ型と同じ項目を追加したい場合は、［追加］をクリックしてください。
  • 入力または出力の編集ペインに設定されている値のデータ型を変更したい場合は、［型を変更］をクリックしてください。
    └ 「型の変更」ダイアログが表示されたら、変更したい型を選択し、 ［決定］をクリックします。

配列型に変更する場合​

同じ種類のデータを繰り返し扱う必要がある場合は、配列型を選択することで、データを順序付きリストとして格納できます。

  1. 使用したいデータ型を選択します。
    └ 選択したデータ型が入力の編集ペインに設定されます。
  2. 「配列型にする」にチェックを入れます。
    └ パラメータ名の末尾に[]が表示され、配列型として設定されます。

※出力値についても、同様の手順で配列型を設定できます。

注意

IM-LogicDesignerの入出力設定では、多次元配列（例：[["A1", "A2"], ["B1", "B2"]]）は使用できません。
多次元構造に近いデータを扱いたい場合は、オブジェクト配列 object[]（例：[{col1: "A1", col2: "A2"}, …]）を利用する方法を検討することをおすすめします。詳細は、「入出力・変数設定 - 応用操作 > 複数のデータを階層構造でまとめる」を参照してください。

次のステップへ：変数設定 - 基本操作

入出力設定が終了したら、次は変数設定に進みましょう。 「変数設定 - 基本操作」では、データ型の選択やパラメータ名の変更、配列型への変更など、変数設定の基本的な操作方法について説明しています。

応用操作を確認したい​

入出力設定では、用途に応じて、次のような応用操作が可能です。基本的な操作に慣れてきたら、応用操作も確認してみましょう。

(1) IM-Repositoryのエンティティを利用する
　└ エンティティを呼び出し、入出力の値として設定

(2) 複数のデータを階層構造でまとめる
　└ オブジェクト配下にデータを配置し、親子関係を表現

(3) JSON形式でデータ型を定義する
　└ 複雑な構造を効率よく設定

(4) パラメータを削除する
　└ 設定した値を個別または一括で削除可能

参考

応用操作の詳しい手順は、「入出力・変数設定 - 応用操作」を参照してください。