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サブエンティティ設定

ここでは、サブエンティティ設定の基本的な操作について説明します。事前にメインエンティティ設定が済んでいることを前提としています。

参考
  • 設定に進む前にサブエンティティの概要を確認したい場合は、「エンティティの定義」を参照してください。また、このページの各設定項目には、「エンティティの定義」の「サブエンティティ」で説明した図をもとに、設定例として紹介しています。
  • メインエンティティの設定は、「エンティティと辞書項目の設定」を参照してください。

基本操作

サブエンティティの利用数の指定やサブエンティティに含まれる辞書項目の設定について、基本的な操作を説明します。

サブエンティティの利用数を設定する

  1. サブエンティティの利用数」にある[]をクリックします。
    └ 利用可能なサブエンティティの数が表示されます。
  2. サブエンティティの利用数を選択します。
    └ サブエンティティは最大5つまで選択できます。
    └ 選択した数に応じて、対応する設定項目が自動的に表示されます。

サブエンティティの基本情報を設定する

  1. サブエンティティの「エンティティID」を入力します。
    └ 使用できる文字は、以下のとおりです。
      【半角英数字】 A B C D E... a b c d e... 0 1 2 3 4 5...
      【半角記号】 - _ . @ + !
  2. サブエンティティ変数名」を入力します。
    └ 使用できる文字は、以下のとおりです。
      【半角英数字】 A B C D E... a b c d e... 0 1 2 3 4 5...
      【半角記号】 _
     先頭文字に使用できるのは、半角英字と半角記号のみです。
  1. サブエンティティの「エンティティ名」を入力します。
コラム

サブエンティティ変数名は、コードの自動生成時に利用されます。これにより、手動でコードを記述する手間を省くことができます。

  1. 登録先エンティティカテゴリ」にある[ ]をクリックします。
    └ 「エンティティカテゴリ検索」画面が表示されます。

    その他の操作

    「エンティティカテゴリ検索」画面からも、カテゴリを新規作成できます。[カテゴリ新規追加]をクリックした後、「データカテゴリの作成 > カテゴリ情報を登録する」の手順3以降に従って操作してください。

  2. 使用したいエンティティカテゴリを選択します。

  3. 決定]をクリックします。
    └ 「エンティティカテゴリ検索」画面が閉じて、「登録先エンティティカテゴリ」に名称が反映されます。

  4. エンティティに紐づくテーブル名」を入力します。
    └ テーブル名の先頭には、以下の文字列を使用しないでください

  • × im
  • × b_bpw_
  • × b_m_
  • × b_vc_
  • × bk_imm_
  • × bk_imw_
  • × bk_m_
  • × enqt_
  • × iac_
  • × act_
  • × scmn_
  • × ssfa_
  • × vd_
  • × _(アンダースコア)
  • × 半角数字
注意

上記の文字列はシステム内で利用されることがあるため、同じ名称を使うと内部処理に影響を与え、予期しない動作が発生する可能性があります。システムの安定性や拡張性を守るため、テーブル名の設定は注意してください。

サブエンティティの辞書項目を設定する

多重度やエンティティ関連項目を設定する前に、サブエンティティの辞書項目を設定します。

コラム

サブエンティティの辞書項目には、あらかじめメインエンティティの主キーが自動で設定されます。メインエンティティの主キーを外部キーとしてサブエンティティに必ず持たせることで、多重度の結合条件が自動的に成立します。

  1. 追加]をクリックします。
    └ クリックした回数だけ、辞書項目の入力フォームが表示されます。
その他の操作
  • 作成済みの辞書項目を使用したい場合は、[既存の辞書項目から選択]をクリックしてください。
    └ 「辞書項目/エイリアス検索」画面から、使用したい辞書項目を選択し、[決定]をクリックします。
  • メインエンティティに設定済みの辞書項目を再利用したい場合は、[新規作成する辞書項目を参照]をクリックしてください。
    └ 「新規作成する辞書項目を参照」ダイアログから、利用したい辞書項目を選択し、[選択]をクリックします。
    └ 辞書項目は、メインエンティティとサブエンティティ間で双方向に参照可能です。
  1. 辞書項目に必要な情報を入力します。
  • 表示名:わかりやすく、意味が伝わる名前を入力(例:アンケートID)
  • 物理名:データベースやシステム内部で識別しやすい名前を入力(例:enquete_id)
  • データ型:文字列、整数、日付などからデータの種類を選択(例:文字列)
  • 最大桁数:文字列や整数などで格納可能な最大桁数を入力(例:200)
  • 主キー:テーブル内で各レコードを識別する項目にチェック
  • 必須:レコード登録時に必ず値を入力しなければならない項目にチェック
その他の操作
  • 辞書項目の順番を入れ替えたい場合は、[ ]にカーソルを合わせて、クロスカーソルが表示された状態でドラッグ&ドロップしてください。
  • 辞書項目の詳細を設定したい場合は、[ ]をクリックしてください。詳細は、「辞書項目の詳細設定」を参照してください。
  • 辞書項目を削除したい場合は、[ ]をクリックしてください。

メイン・サブエンティティの関連付けを設定する

メインエンティティとサブエンティティとの関連付けを設定するため、それぞれの辞書項目を指定します。

注意

サブエンティティの辞書項目一覧には、メインエンティティの主キーが自動で表示されます。ただし、それだけではエンティティ同士の関連は成立していません。データとして正しく関連付けるためには、「エンティティ関連項目」で設定する必要があります

  1. 多重度」にある[]をクリックします。
    └ 設定可能な多重度の種類が表示されます。

  2. 設定したい多重度を選択します。
    1:1:親エンティティの1つのインスタンスに対して、子エンティティのインスタンスが1つだけ対応する関係のときに設定します。
    1:n:親エンティティの1つのインスタンスに対して、子エンティティに複数のインスタンスが対応する関係のときに設定します。

  3. 親エンティティ関連項目」にある[]をクリックします。
    └ メインエンティティの辞書項目が一覧で表示されます。

  4. 設定したいメインエンティティの辞書項目を選択します。
    └ メインエンティティを選択すると、対応するサブエンティティの辞書項目がフィルタリングされます。

  5. 子エンティティ関連項目」にある[]をクリックします。
    └ 設定可能なサブエンティティの辞書項目が表示されます。

  6. 表示されたサブエンティティの辞書項目を選択します。

    その他の操作

    エンティティ関連項目を追加したい場合は、[エンティティ関連項目を追加]をクリックしてください。

  7. 新規作成]をクリックします。
    └ 「確認」ダイアログで再度[新規作成]をクリックします。
    └ 「アプリケーション管理」画面が表示され、作成したエンティティがリソースとして追加されます。

エラーメッセージが表示された場合

新規作成]をクリックした後にエンティティ設定が保存されない場合は、該当項目に表示されているエラーメッセージを確認してください。以下は、代表的なエラーメッセージと対処方法について記載しています。

エラーメッセージ一覧と対処方法
エラーメッセージ原因対処方法
多重度は、「1:n」のみが利用可能ですエンティティ間の関連設定で、多重度が 1:n 以外(例:1:1/n:m)になっているエンティティ間の関係を「1:n」に修正し、関連項目の修正を行ってください。
子エンティティ関連項目以外に主キーであるカラムが1つ以上必要です子エンティティに関連する項目だけが主キーとして設定されている子エンティティに関連付けられている項目以外に、少なくとも1つの主キーとなるカラムが必要です。対象となるエンティティを確認し、現在の主キーの設定を見直してください。
主キーではないカラムを1つ以上設定してくださいエンティティの定義において、主キー以外のカラムが存在しないエンティティの定義を確認し、主キー以外のカラムが設定されていないことを確認します。問題なければ、主キー以外のカラムを追加してください。

設定後の操作を知りたい

メインエンティティとサブエンティティの設定が完了した後、次の操作に進みましょう。