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エンティティと辞書項目の設定

ここでは、エンティティと辞書項目の設定について説明します。

参考

設定に進む前にエンティティや辞書項目の概要を確認したい場合は、「エンティティの定義」を参照してください。

基本操作

エンティティの基本情報や、エンティティに含まれる辞書項目の設定について、基本的な操作を説明します。

エンティティの基本情報を設定する

  1. エンティティID」を入力します。
    └ 使用できる文字は、以下のとおりです。
      【半角英数字】 A B C D E... a b c d e... 0 1 2 3 4 5...
      【半角記号】 - _ . @ + !
  2. エンティティ名」を入力します。
  3. 登録先エンティティカテゴリ」にある[ ]をクリックします。
    └ 「エンティティカテゴリ検索」画面が表示されます。
  1. 使用したいエンティティカテゴリを選択します。
  2. 決定]をクリックします。
    └ 「登録先エンティティカテゴリ」に選択したカテゴリ名が表示されます。
その他の操作

「エンティティカテゴリ検索」画面からも、カテゴリを新規作成できます。[カテゴリ新規追加]をクリックした後、「データカテゴリの作成 > カテゴリ情報を登録する」の手順3以降に従って操作してください。

  1. 使用したい「データベース種別」にチェックを入れます。
    TENANTは、intra-mart Accel Platform(各テナント)のデータベースを利用するときに選択します。通常はこちらを選択してください。
    SHAREDは、intra-mart Accel Platformのデータベースを利用するときに選択します。

  2. エンティティに紐づくテーブル名」を入力します。
    └ テーブル名の先頭には、以下の文字列を使用しないでください

  • × im
  • × b_bpw_
  • × b_m_
  • × b_vc_
  • × bk_imm_
  • × bk_imw_
  • × bk_m_
  • × enqt_
  • × iac_
  • × act_
  • × scmn_
  • × ssfa_
  • × vd_
  • × _(アンダースコア)
  • × 半角数字
注意

上記の文字列はシステム内で利用されることがあるため、同じ名称を使うと内部処理に影響を与え、予期しない動作が発生する可能性があります。システムの安定性や拡張性を守るため、テーブル名の設定は注意してください。

エンティティに紐づく辞書項目を設定する

  1. デフォルトカテゴリの設定」にある[ ]をクリックします。
    └ 「辞書項目カテゴリ検索」画面が表示されます。
  2. 使用したい辞書項目カテゴリを選択します。
  1. 決定]をクリックします。
    └ 「デフォルトカテゴリの設定」に名称が反映されます。
  2. 追加]をクリックします。
    └ クリックした回数だけ、辞書項目の入力フォームが表示されます。
その他の操作
  • 「辞書項目カテゴリ検索」画面からも、カテゴリを新規作成できます。[カテゴリ新規追加]をクリックした後、「データカテゴリの作成 - カテゴリ情報を登録する」の手順3以降に従って操作してください。
  • 作成済みの辞書項目を使用したい場合は、[既存の辞書項目から選択]をクリックしてください。
    └ 「辞書項目/エイリアス検索」画面から、使用したい辞書項目を選択し、[決定]をクリックします。
  • サブエンティティに設定している辞書項目を流用したい場合は、[新規作成する辞書項目を参照]をクリックしてください。
    └ サブエンティティを設定していない場合は、何も表示されません。

  1. 辞書項目に必要な情報を入力します。
  • 表示名:わかりやすく、意味が伝わる名前を入力(例:アンケートID)
  • 物理名:データベースやシステム内部で識別しやすい名前を入力(例:enquete_id)
  • データ型:文字列、整数、日付などからデータの種類を選択(例:文字列)
  • 最大桁数:文字列や整数などで格納可能な最大桁数を入力(例:200)
  • 主キー:テーブル内で各レコードを識別する項目にチェック
  • 必須:レコード登録時に必ず値を入力しなければならない項目にチェック
その他の操作
  • 辞書項目の順番を入れ替えたい場合は、[ ]にカーソルを合わせて、クロスカーソルが表示された状態でドラッグ&ドロップしてください。
  • 辞書項目の詳細を設定したい場合は、[ ]をクリックしてください。詳細は、下記「応用操作を確認したい」を参照してください。
  • 辞書項目を削除したい場合は、[ ]をクリックしてください。
辞書項目の入力例

「項目設定」では、複数の辞書項目をまとめて設定できます。具体的な入力例を見ることで、設定内容や用途をよりイメージしやすくなります。詳細は、以下の「(例)アンケートに関するエンティティの設定」で確認してください。

(例)アンケートに関するエンティティの設定

「アンケート情報」エンティティ(enquete_info_entity)の例:

表示名物理名データ型最大桁数主キー必須
アンケートIDenquete_id文字列200
アンケートのタイトルenquete_title文字列2000
アンケートの概要enquete_overview文字列2000
開始日start_date日付
終了日end_date日付

「アンケート設問」エンティティ(enquete_question_entity)の例:

表示名物理名データ型最大桁数主キー必須
アンケートIDenquete_id文字列200
設問IDenquete_question_id文字列200
設問番号enquete_question_no整数5
設問内容enquete_question文字列2000

「アンケート回答」エンティティ(enquete_answer_entity)の例:

表示名物理名データ型最大桁数主キー必須
アンケートIDenquete_id文字列200
回答IDanswer_id文字列200
回答者respondent文字列200
回答日時answer_date日付
回答内容answers文字列2000
  1. 新規作成]をクリックします。
    └ 「確認」ダイアログで再度[新規作成]をクリックします。
    └ 「アプリケーション管理」画面に作成したエンティティが表示されます。

次のステップへ:新規データ定義の保存

エンティティの設定が完了したら、次は新規データ定義の保存に進みましょう。「新規データ定義の保存」では、エンティティの保存状態や、その後の画面やロジックでの活用方法について説明しています。設定したエンティティを今後の工程で有効に活用するためにも、確認しておきましょう。

応用操作を確認したい

エンティティや辞書項目の設定では、用途に応じて、次のような応用操作が可能です。基本的な操作に慣れてきたら、応用操作も確認してみましょう。

(1) 辞書項目の詳細を設定したい場合

辞書項目では、入力の手間を軽減するために、項目名やデータ型など一部の設定値が、辞書項目やデータベース項目に自動的に反映されます。必要に応じて、自動反映された内容を編集したり、制約を追加したりすることが可能です。

(2) サブエンティティを設定したい場合

関連するデータを階層的に管理したい場合は、必要な数のサブエンティティを指定し、それぞれ設定していきます。サブエンティティはメインエンティティとの関連付けが必要となるため、事前にメインエンティティが正しく設定されていることが前提となります。

それぞれの目的に応じて、次のいずれかの操作に進んでください。