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データの削除

ここでは、作成済みのデータを削除する主なケースと流れについて説明します。

データ削除が不要な場合

データ削除が必須ではない場合は、アプリケーションとの紐づけを解除し、データ自体はそのまま保持しておくことが可能です。

注意

アプリケーションの開発が進行している段階でデータを削除する場合は、影響範囲やテーブル定義との整合性に十分注意しながら作業を行わないと、システム全体に影響を与える可能性があります。必要に応じて、データを削除せずに、保持する選択肢も検討してみましょう。

アプリケーションとの紐づけを解除する

この操作では、リソースのデータ自体は削除されないため、影響範囲を考慮する必要がある場合に有効です。また、データを保持することで、他のアプリケーションでの再利用も可能となります。

  1. ]をクリックします。
    └ リソースに関するメニューが表示されます。
  2. リソース紐づけの解除]をクリックします。
    └ 「リソース紐づけの解除」ダイアログで[解除]をクリックします。
    └ 「アプリケーション管理」画面から、リソースの表示が消えます。
その他の操作

リソースの影響範囲や依存関係を把握したい場合は、[リソース起点でのリソース関連図を表示]をクリックしてください。選択したリソースを起点に、他のリソースとの関連を視覚的に確認できます。

削除が必要となる主なケース

データを削除する必要が生じるのは、次のような場合です。

  • 誤って登録したデータを取り除きたいとき
  • 開発や検証で一時的に使ったデータを削除したいとき
  • マスタデータを入れ替えるため、旧データを削除して新しいデータを登録したいとき

データを削除する際は、辞書項目とエンティティ(サブエンティティを含む)との関係を正しく理解しておくことが大切です。データ定義は、辞書項目・エンティティ・テーブルが相互に連動しているため、1つの要素だけではなく、関連する要素ごと削除する必要があります。

辞書項目を削除する場合、それに紐づくエンティティ項目が存在するとエラーが表示され、削除は実行できません。エンティティを削除する場合は、影響範囲が表示されるため、該当箇所への対応が必要です。また、テーブルについては、エンティティの削除時に同時に削除するかどうかを選択できます。

データを削除する際は、これらの関係性や影響範囲を十分に把握したうえで、慎重に作業を進めましょう。