ライセンスの更新をする
ここでは、intra-martのライセンス更新について確認していきましょう。
「初期設定 > 1.intra-martを利用する前に > intra-martの全体像の把握」で説明した通り、ライセンスにはカスタマーサクセスライセンス と パッケージライセンス の2種類があります。
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パッケージライセンス(オンプレ/セルフ管理)
パッケージライセンスは、 intra-mart製品を自社サーバ(オンプレミス)やクラウドサービスなど、 任意のインフラ環境にインストールして利用するライセンス形態です。 ユーザ自身で環境を構築・運用できるため、 自由度の高いカスタマイズや柔軟な管理が可能です。 -
クラウドサービスライセンス(ベンダ管理/SaaS など)
クラウドサービスライセンスは、 intra-mart社が各種製品をクラウド環境にインストールし、 利用環境を提供するライセンス形態です。 ユーザー自身でインフラを構築・管理する必要がなく、 短期間での導入や運用負荷の軽減が可能です。
ライセンスの期限が切れると、一般ユーザがシステムを利用することができなくなってしまいます。期限が切れる前に必ず更新を行ってください。
また、バージョンアップでライセンス再購入が必要かは「同一製品かどうか」「契約内容」「サーバ台数・機能追加」に依存します。
パッケージライセンスの更新
製品に対してライセンスキー(ライセンスファイル)をサーバ側で登録する方式です。管理者が直接ライセンス管理画面で操作します。
更新手順(標準的な流れ)
- 事前準備:現在のライセンス情報のスクリーンショットやメモを取得(有効期限・ライセンス種別・ユーザ数など)。重要設定のバックアップを推奨
- 新規キーの取得:営業/契約窓口から新しいライセンスキーを入手
- 管理画面で新規ライセンスを登録(「ライセンス管理」画面から登録)※システム管理者権限が必要
- 登録後、画面上で新ライセンス情報が表示されることを確認
- 動作確認(代表ユーザでのログインや主要機能の確認) → 問題なければ旧ライセンスを削除(推奨)
反映・再起動の要否
- 管理画面からの登録は即時反映されるのが標準。一般的にはアプリケーションサーバ(例:Resin)の再起動は不要
既存ライセンスの削除タイミング
- 推奨順序:新規ライセンス登録 → 反映確認 → 既存ライセンス削除
- 理由:先に削除すると一時的にライセンス無効状態になり、一般ユーザが利用不可になる可能性があるため。なお、仕様として「同一製品で複数ライセンス登録がある場合はユーザ数が多いライセンスが有効」と扱われることがあるため注意
ライセンスが正しく更新されたかの確認方法
- 管理画面:ライセンス種別、有効期限、ユーザ数が期待どおりか確認
- 動作確認:代表ユーザでログイン/主要機能を操作して権限制御が正常か確認
- ログ確認:システムログにライセンス関連のエラーや警告が出ていないか確認(期限切れや不整合はログに出力)
- 画面上で「試用版」表記がないかなども確認(期限切れライセンスが残っていると試用扱いになる場合あり)
有効期限切れ時の挙動
- 一般ユーザの利用が制限され、ログインや業務機能が利用できなくなる場合が多い
- 管理者画面は操作可能なケースが一般的なので、管理者画面からライセンス更新作業は実行可能
- ログにライセンスエラー出力あり
注意点/推奨作業
- 作業は可能なら業務影響が少ない時間に実施
- 複数テナント構成やテナント毎のライセンス設定がある場合は、テナント別にライセンス反映が必要か確認
- 新旧ライセンスが混在する際の優先ルール(ユーザ数が多い方が有効など)を理解しておく
- 登録できない、反映されないなどの異常があればログや管理画面のエラーメッセージを採取して原因調査
クラウドサービスライセンスの更新
ベンダ(サービス提供者)がクラウド上でサービスを運用している場合、ライセンスは契約(サブスクリプション/テナント)ベースで管理されることが多く、ユーザ側がサーバに直接キーを登録することは通常ありません。
更新手順(標準的な流れ)
- 契約更新・購入:管理コンソールの課金画面や契約窓口でサブスクリプション更新またはプラン変更を行う
- ベンダ側処理:支払い確認や契約情報の反映をベンダ側で実施。多くの場合、顧客側の追加操作は不要
- 必要時:管理者コンソールでユーザ数やライセンス割当を変更(ベンダの仕様により管理画面で行える/行えない場合あり)
反映・再起動の要否
- 多くの場合、契約反映は即時または短時間で反映され、顧客側でのサーバ再起動は不要
- ただし、ベンダによって反映タイミングや処理フローが異なるため、反映に多少の遅延や手動反映が必要な場合がある。具体的な反映時間は利用中のクラウドサービスの仕様に依存
既存ライセンス削除タイミング
- SaaSでは「削除」という概念は少なく、契約更新やプラン変更で古い契約は自動的に切り替わることが多い。顧客側で手動削除を行う必要は基本的に不要
- 例外的にベンダ管理の複数契約を併用している場合は、どの契約が優先されるかをベンダに確認
ライセンスが正しく更新されたかの確認方法
- 管理コンソール/サブスクリプション画面:契約ステータス、有効期限、ユーザ数・割当が反映されているか確認
- サービスの稼働確認:代表ユーザでのログインや機能確認
- 請求/契約履歴:課金ポータルで更新処理の履歴や請求書を確認
- ベンダ提供の運用ログ/ステータスページや通知メール(ベンダからの通知)で反映状況を確認
有効期限切れ時の挙動
- サービス停止、機能制限、アカウントロックなど、ベンダが設定したポリシーに従う(サービスによって挙動は異なる)
- 多くは管理者権限を残す形で契約更新手続きは可能だが、具体的な挙動はサービスに依存するため、事前に契約書/利用規約で確認
注意点/検討事項
- 契約条件(同時接続数、テナント数、地域、データ保管場所)によってライセンス要件が変わるため、移行やスケール時は契約内容を必ず確認
- ベンダがメンテナンスや切り替え作業を行う場合、短時間のサービス影響が発生する可能性がある(事前告知の有無を確認)
- 請求体系(年間一括/月次など)や解約時のデータ保持ポリシーを確認しておく
- テナントの複製・検証環境を別途立てる際のライセンス扱い(検証用ライセンスが必要かなど)は契約によるため、事前確認が必要
より具体的な手順は、
- 現在ご利用の形態:パッケージ または クラウドサービス(どのベンダのマネージドサービスか)のどちらか
- 製品バージョン(例:Accel Platform 2021 Spring など)やテナント構成、ユーザ数の変化予定
などにより変わってきます。詳細は下記のページもあわせて参照してください。
「システム管理者操作ガイド - ライセンス管理」
「ライセンスポータル操作ガイド 」