マスタデータの作成
ここでは、頻繁に利用される 「ユーザマスタ」「会社マスタ」「組織マスタ」 について、設定項目や内容について説明します。
「1. intra-martを利用する前に > マスタデータの検討」で準備したマスタ情報をもとに、開発したいアプリケーションに合わせた組織、ユーザ、メニューなどを登録します。
登録は主に管理者用の画面から手動で行う方法と、一括インポート(CSVやExcelファイル)で行う方法があります。
ここでは、管理者用の画面から行う方法を説明します。データのインポート/エクスポートについては、「運用業務 - 5. データ移行と資材管理 」で解説します。
各マスタで設定できる内容
ユーザマスタ
| タブ | 設定項目 | 設定できる内容 | 必須 |
|---|---|---|---|
| 基本 | ユーザコード | ユーザ識別のためのコードおよびログインID | ✅ |
| プロファイル | ユーザ名 | ユーザ名 ※他ロケールを設定する場合は、「他ロケール設定」 画面から入力 | ✅ |
| フリガナ~備考 | フリガナ、国コード、郵便番号、住所1~3、電話番号、内線番号、FAX番号、内線FAX番号、携帯電話番号、メールアドレス1・2、形態メールアドレス、URL、備考 ※他ロケールを設定する場合は、「他ロケール設定」 画面から入力 | ||
| ソートキー | ユーザ一覧の表示順を明示的に決めるための値 | ✅ | |
| アカウント | パスワード/確認パスワード | 管理者がユーザの初期パスワードを設定する場合は入力 | |
| ライセンス | このアカウントにライセンスを割り振る場合に選択。この項目が選択されていない場合、このアカウントではログイン不可 | ||
| 有効期間 | このアカウントの有効期間を設定 | ||
| 初回ログイン | 選択するとユーザの初回ログイン時に、パスワード編集の画面を表示 | ||
| ログイン失敗回数 | 現時点でこのアカウントがログインに失敗した回数を表示。このアカウントでログインに成功すると、0にリセット | ✅ | |
| アカウントロック | 選択するとアカウントがロックされ、このアカウントではログイン不可 | ||
| ロケール~説明 | ロケール、タイムゾーン、週の開始曜日、カレンダー、日付表示形式、数値形式、テーマ、説明 | ||
| ロール | ロール | intra-mart Accel Platformの機能全般を利用する際の権限を設定可能 | |
| アプリケーションライセンス | intra-mart Accel Platform上で動作するアプリケーション製品を利用する権限を設定可能 | ||
| 組織所属 | 組織所属 | このアカウントが所属する組織を選択 | |
| パブリックグループ所属 | パブリックグループ所属 | このアカウントが所属するパブリックグループ、役割を選択 | |
| 分類設定 | 分類設定 | このアカウントが所属する分類を選択。分類設定とは、ユーザ、パブリックグループの情報に対して設定する区分を指す | |
| 多要素認証設定 | 多要素認証設定の有効化・無効化 | このアカウントが多要素認証機能を利用可能かどうかを設定可能 | |
| プロファイル画像 | プロファイル画像 | このアカウントで表示されるプロファイル画像を設定可能 |
会社マスタ
| 画面 | 設定項目 | 設定できる内容 | 必須 |
|---|---|---|---|
| 会社情報 | 会社コード | 会社を一意に識別するためのキー。社内システム間連携やインポート/検索/表示の識別子として使用 | ✅ |
| ソートキー | 会社一覧の表示順を明示的に決めるための値 | ✅ | |
| 名称 | 会社の名称を入力 | ✅ | |
| 略称~備考 | 略称、検索名、国コード、郵便番号、住所1~3、電話番号、内線番号、FAX番号、内線FAX番号、メールアドレス1・2、URL、備考 |
組織マスタ
| タブ | 設定項目 | 設定できる内容 | 必須 |
|---|---|---|---|
| 基本 | 組織コード | 組織を一意に識別するためのキー。社内システム間連携やインポート/検索/表示の識別子として使用 | ✅ |
| 名称 | 組織の名称 ※他ロケールを設定する場合は、「他ロケール設定」 画面から入力 | ✅ | |
| 略称~備考 | 略称、検索名、国コード、郵便番号、住所1~3、電話番号、内線番号、FAX番号、内線FAX番号、メールアドレス1・2、URL、備考 | ||
| ソートキー | 組織一覧の表示順を明示的に決めるための値 | ✅ | |
| 分類設定 | 分類項目 | 組織構成とは別の切り口で組織をグルーピングする属性設定 |
参考
ここで紹介した以外のマスタについては、 「IM-共通マスタ 管理者操作ガイド - 基本的な設定」を参照してください。
会社/組織の登録
intra-martでは、このような階層構造で会社/組織の情報を登録します。会社/組織の階層構造を構成するには、最初に「会社」として作成し、順次配下の組織を作成します。
- ① 会社: 法人格や企業単位など、intra-martの組織関連マスタ情報における最上位の単位。各会社ごとに組織構成を持つことが可能
- ② 組織セット: 1つの会社の中で、異なる観点での複数の組織構成を定義・管理できる単位(例:「業務プロセス用の組織構成」「人事評価用の組織構成」など)
- ③ 組織: 会社に属する事業部や部・課・係などの、会社の内部構成を表現するデータ。各組織には階層構造をもたせることが可能。また、実際の部署とは別に、データ上の組織としてカテゴリを作成することも可能
- ④ 役職: 部長や課長などの、組織での役職を設定。また、組織セット単位で役職を登録可能
- ⑤ パブリックグループ: 会社や組織に属さない横断的なグループ(例:「社内委員会」「サークル」など)を表現可能
- ⑥ プライベートグループ: 個人が自分用に作る非公開グループ。管理者ではなく、各ユーザが作成・管理
- ⑦ ユーザ: 社員などの個人データ
会社の作成
- 「サイトマップ」>「共通マスタ」>「マスタメンテナンス」>「会社」>「新規作成」をクリックする
- 会社コード、会社名、略称、住所などを入力する

組織セットの登録
- 「サイトマップ」>「共通マスタ」>「マスタメンテナンス」>「組織」をクリックする
- 「組織セットの新規作成」をクリックする
- 名称、利用開始日、ロケールなどを入力する
組織の登録
- 「サイトマップ」>「共通マスタ」>「マスタメンテナンス」>「組織」をクリックする
- 親組織を右クリックし、「+(配下に新規組織を登録)」をクリックする
- 名称、利用開始日、ロケールなどを入力する

役職の登録
- 「サイトマップ」>「共通マスタ」>「マスタメンテナンス」>「組織」>「役職表示」をクリックする
- 役職を追加する組織を選択する
- 「役職の新規登録」をクリックし、役職名、ランク、ソートキーなどを入力する

パブリックグループの登録
- 「サイトマップ」>「共通マスタ」>「マスタメンテナンス」>「パブリックグループ」>「パブリックグループセットの新規登録」をクリックする
- パブリックグループコード、名称、略称、ソートキーなどを入力する
- 「プライベートグループ」は、ユーザ個人が作成するグループなので管理者権限での作成は必要ありません

ユーザの登録
- 「サイトマップ」>「共通マスタ」>「マスタメンテナンス」>「ユーザ」>「ユーザの新規登録」をクリックする
- ユーザコード、ユーザ名、ログインID、メールアドレス、パスワード、所属組織などを入力する

ユーザ詳細画面
「ユーザ検索」画面で、何も入力をせず「検索」をクリックすると、登録されているユーザ一覧が表示されます。
各タブで設定できる内容は、以下の通りです。

- 基本: ユーザコードの表示と確認
- プロファイル: 役割:氏名・電話番号・住所・メールアドレスなどの個人属性(プロファイル項目)を編集・確認
- アカウント: パスワードやアカウントの有効期間、ログイン失敗回数やアカウントロックの設定など
- ロール: ロールの検索・割当・解除。アプリケーションや機能へのアクセス権付与
- 組織所属: 所属部署の追加/変更、主所属の指定、所属の階層表示
- パブリックグループ所属: パブリックグループへの参加/脱退の設定
- 分類設定: 分類値の割当・解除、分類ごとの検索・絞込に利用する設定変更
- 多要素認証設定: テナントの設定で多要素認証機能が有効の場合にも、「無効化」にチェックを入れることによりユーザごとに無効化が可能
- プロファイル画像: ユーザのプロフィール用アイコン画像のアップロード・変更・削除が可能
「ロール」タブでのライセンス設定
ユーザ詳細画面の「ロール」タブからは、ロール設定のほかにアプリケーションのライセンスを設定することも可能です。
テナント管理画面でのロール設定については、次の「ロールの設定」で説明します。

システム管理画面からのユーザ登録
ユーザ登録は、システム管理画面からも行うことが可能です。必要に応じてシステム管理者権限で登録・修正を行ってください。
- システム管理者でシステム管理画面にログインし、「システム管理」>「一般ユーザ管理」を選択
- 「ユーザの新規登録」をクリックして、新規登録画面からユーザコード、ユーザ名、ログインID、メールアドレス、パスワード、所属組織などを入力